先週久し振りに実家に帰った我が家。
朝4時起きからの東名高速で名古屋へ。
途中に眠気が襲ってきたが出てきたがそこは持ち前の加齢臭で何とか乗り切る。
加齢臭って聞くとみなさん首を傾けたくなるほどのどちらかと言うと御免こうむりたいレベルの話だと思う。
まず、あの独特な匂い。
ツーンと鼻にくるやつ。
俺もどちらかと言うと臭い方ではあるが、例えるならそうだな。
レアルかバルサかと言ったら多分レアル寄りの匂いだと思う。
そんな世界規模の匂いを車内に充満させる俺は国宝級として扱われても異論はないはず。
息子のまるは、流石に朝が早すぎたこともあって車内でもぐっすりと寝ていた。
もちろん栄養として加齢臭が一役買っていたのは言うまでもない。
みんなが気になるあの匂い。
あいつってさ。
後から来るよね。
左右にブンブン首を振った後に数秒遅れてやってくる。
でも思うんだ。
香水なんて野暮なことはダメ。
あなたのまんまをぶつけなきゃ。
耳の裏から漂うそれは、時にフェロモンとして扱われる。
男も女もこのフェロモンとかいうやつが判断を鈍らせる。
例えばだ。
目の前に天使のような20代の女の子がいるとしよう。
ただし、加齢臭はMAXだ。
しかしながら、世の中の大半の男は加齢臭とは思わない。
フェロモンだと言い張る。
人は不思議なものである。
そう言えば最後に息子のまるとのやりとりを備忘録的に残しておこう。
あのね、パパ。
なんかさぁ、パパの枕が汗臭い。
違うよ。
俺は最高の男だから、最高の匂い以外ありえない。
何言ってんの、中年のおっさんが。
中年のおっさんじゃないよ。
パパだよ。
何となくそこらを歩いてる中年のおっさんじゃなくてパパだよ。
それにまだ22歳だよ。
こんな白髪だらけの22歳がいたら引くわ。
スーパーサイヤ人ホワイトになろうとしてるんだよ。
相当かっこいいよ。
パパさぁ、白髪染めすれば?
昔はもっとかっこ良かったよね。
あのさぁ、まるも大きくなったら目の前のおっさんみたいになるんだよ。
シミと白髪も増えて。
僕ならないよ。
ツルッツルのままだから。
・・・
とまぁ、くだらない話を続けているのが日常風景。
特にオチはなくあくまでも備忘録ということで。